買い付け5日目の朝。
ついにフランスを後にして、ベルギーへ向かいます!
私ははじめてのベルギーのためちょっとドキドキ。
北フランスからは車で5時間半かかるため、朝6時出発…!
の、はずが、いろいろありまして(笑)二時間ほど遅れ。
覗いてみようと思っていた街の蚤の市が、
到着したころにはすっかり終わっていました。
ひゅるる~
残念。
ベルギーは移民の多い国で、フランスのすぐお隣なのに雰囲気がガラリと変わります。
ユダヤ系の人、中東系の人、ミックスの人…
そんな顔立ちが急に増えてきます。
ブリュッセルは想像以上に都会で驚きましたが、とにかく路駐が多い!
ほぼすべての路地にずらりと車が……
ちょっと停めたいだけなのに空いている場所を探して
ぐるぐる…ぐるぐる…
夕方は帰宅ラッシュなのかかなり混むし、
ブリュッセルでの車移動はなかなか大変ですね。
見えにくいですがベルギーとEUの国旗です。
さて、気をとりなおしてアントワープ近郊のディーラーに会いにいきます。
ここもなんだか広そうだなぁ~と思いつつ入ると…
驚きの物量!
体育館のように広い倉庫、というのはまぁちょこちょこあるのですが
そこにこれ程、上から下までぎっしり!のところは初めてでびっくりです…
い、息がつまりそう。。。笑
うず高く積まれたアンティークに、頭上にはどこまでもシャンデリアが。
狭い通路をくねくね歩きます。(ドン・〇ホーテ並み)
ブラケットもこんな山がそこかしこに。
可愛いものをいくつかピックアップします。
ゴージャスなシャンデリアもたくさん
こんなフェミニンなクリスタルのブラケットも。
AHREND(アーレン)のワーキングチェア(ドラフティングチェア)!
デザイナーFriso Kramerとのコラボレーションプロダクトで
モダンなシルエットがかっこいい◎
写真ではお伝えしにくいですが、このグレーの塗装がマットな質感で
それもまた良いのです*
座面高さと背もたれの角度を調節可能。
どっしりしたアイアンの脚がかっこいいスツール。
カフェなどの店舗様におすすめ
今回沢山仕入れたソーイングボックス。
ナチュラル系から可愛らしいデザイン、
ちょっと変わった形、クラシックなもの…いろいろです。
手ごろな大きさのネストテーブル。
ウッドボックスは店舗でのディスプレイとしてとっても映えるアイテム。
ご家庭でツールボックス、ガーデニングアイテムとしても◎
ぱっと目を惹く看板もいくつか、、、
EKLAってなんでしょうか。
ベルギーにはEKLAというビールがあるようなのでその看板でしょうか?
商品が届いたらチェックしてみないと。
非常口!
日本の非常口表示とちょっとちがいますね。
私はこの「世界の非常口」を見るのが好きで、
旅行に行ったら必ず非常口をチェックします(変?)。
(大体飛行機を降りてすぐの空港ですぐ見ることが出来ます)
私のアルバムには15か国以上の非常口写真コレクションがあり
そこまでバリエーションがある訳ではありませんが、
人の「急いでる度合」と「ドアの位置」(あとは炎の有無)が……
ヨーロッパは「ドアまで遠すぎ」系が多く、香港はもう半分燃えてます。
ってこの話はこの辺でやめておきましょう。。(笑)
こういうおじいちゃんいます。(仕入れてません)
ここにはとっても人懐っこい猫ちゃんがおり、
寒さに凍えながら何時間も歩き回るわたしの足元を
ずーっとくっついて歩いて癒してくれました*
さて、やっと一通り見終わり、終了!と思いきや、
「2階もあるよ」と、、、、
目まいがしそうです。
(2階どころか4階までありました)
ただ上の階はちょっと値段の高いものや
ミッドセンチュリー系のテイストの違うものが多かったので
ざっと見て終了。
最後に、もはや売る気はないであろう
物凄い「コレクション部屋」を見せてくれました。
暗いので綺麗に写真が取れず・・・お伝えできなくて悔しいですが
本当にすばらしいバーカウンターやキャビネット、
壁一面の書棚に革張りの美しい洋書がずらり!
なかなか迫力があります…
ハリーポッターの世界に迷い込んだような気持ちに。
(でもたまに変なものがあります。
↑左下に写ってる魚の顔とか。。)
以前は服飾の仕事をしていた私が何より惹かれたのがこれ。
トルソー!
状態も良くとっても品格溢れるトルソーです。
こちら、肩の部分にスプリングが入っていて両側からぐっと押すと
縮まるー!
肩幅自由自在です。かっこいい!
一応これいくら?と恐る恐る聞いてみましたが
「言えないくらい高い」と言われました(笑)
実はこの他にお茶を出してくれる部屋がありそこにも商品がぎっしり
(ここも状態の良いものばかり)
写真取ればよかったな。かわいい空間でした。
そんなこんなで濃厚な時間を過ごし、ベルギー二日目へ続きます。